296 articles
【LLM Wiki】Obsidian と Claude Code を使い、知識を構造化し記憶媒体を脳から AI へ移行する
【LLM Wiki】Obsidian x Claude Codeで学んだ知識を構造化し記憶媒体を脳からAIに移行する
はじめに こんにちは!「PayPay で!」とバーコードリーダーを画面に押し当ててくるのは止めてください。たろう眼鏡です。 クラシル社でサーバサイドの開発をしています。 前回の記事では Karpathy 氏の autoresearch を紹介し、バックエンドのパフォーマンスチューニングに転用しました。今回はもう完全にファンクラブです。2026 年 4 月、Karpathy 氏が「LLM Wiki」...
Original: はじめに こんにちは!「PayPayで!」バーコードリーダーを画面に直接押し当ててくるのは止めてください。たろう眼鏡です。 クラシル社でサーバサイドの開発をしています。 前回の記事ではKarpathy氏のautoresearchを紹介して、バックエンドのパフォーマンスチューニングに転用しました。今回もKarpathy氏です。もう完全にファンクラブです。 2026年4月、Karpathy氏がLLM ...
仕様駆動開発を「やめる」タイミング
執筆者:Hideyuki Goto 2026年3月現在、Claude Codeなどの台頭により、個人開発でもSpec-Driven Development(仕様駆動開発、以下SPEC)を実践するハードルが劇的に下がりました。「まずAIと自然言語で仕様書を作り、それをベースにコードを書かせる」というアプローチは確かに強力で、実際に試してみたという記事も多く見かけます。 しかし、巷の記事であまり語られ...
Original: 執筆者:Hideyuki Goto 2026年3月現在、Claude Codeなどの台頭により、個人開発でもSpec-Driven Development(仕様駆動開発、以下SPEC)を実践するハードルが劇的に下がりました。「まずAIと自然言語で仕様書を作り、それをベースにコードを書かせる」というアプローチは確かに強力で、実際に試してみたという記事も多く見かけます。 しかし、巷の記事であまり語られ...
プロンプト改善は後回し: LangGraphでさっさと実装、MLflowで誤りから暗黙知を吸収&改善
はじめに こんにちは。生成AIを使ったアプリを作った/作ろうとしている皆さん、プロンプト改善に苦労していませんか? 私はしていました。新規で何かを実装するときには、プロンプト修正で1つ不具合を消したら新しい不具合が出てきて……と、もぐらたたきのいたちごっこをしてました。既存業務の置き換えのトライアルでも、「なんで人間と同じ判断ができないの?」 ⇒ 「どこにもドキュメントがないからだよ!」 なんてこ...
Original: はじめに こんにちは。生成AIを使ったアプリを作った/作ろうとしている皆さん、プロンプト改善に苦労していませんか? 私はしていました。新規で何かを実装するときには、プロンプト修正で1つ不具合を消したら新しい不具合が出てきて……と、もぐらたたきのいたちごっこをしてました。既存業務の置き換えのトライアルでも、「なんで人間と同じ判断ができないの?」 ⇒ 「どこにもドキュメントがないからだよ!」 なんてこ...
手元のGPUを遊ばせないためのジョブスケジューラ入門
1. はじめに ジョブスケジューラは、限られた計算資源でタスク順序を整理するためのツールです。実行待ち、資源の競合、状態管理、履歴の追跡などを一貫して扱えるジョブスケジューラは、共有の計算サーバを使うHPC環境(High Performance Computing, いわゆるスパコン)では昔から使われてきました。計算処理が長時間になり、試したいパターンが複雑になるケースでは、多数の計算ジョブを登録...
Original: 1. はじめに ジョブスケジューラは、限られた計算資源でタスク順序を整理するためのツールです。実行待ち、資源の競合、状態管理、履歴の追跡などを一貫して扱えるジョブスケジューラは、共有の計算サーバを使うHPC環境(High Performance Computing, いわゆるスパコン)では昔から使われてきました。計算処理が長時間になり、試したいパターンが複雑になるケースでは、多数の計算ジョブを登録...
Linuxに移行してもう1年、戻れなくなった話
WindowsやMacからLinuxに完全に移行して1年が経ちました。 最初は「本当に大丈夫かな」と不安もありましたが、今では「もう他のOSには戻れない」と思うほど気に入っています。 そんな私がWindowsやMacを使っている人にLinuxに来ないかという布教活動です! なぜLinuxに変えたのか 日常の開発でアプリをキーボードだけで切り替えたいというのがきっかけです。MacやWindows...
Original: WindowsやMacからLinuxに完全に移行して1年が経ちました。 最初は「本当に大丈夫かな」と不安もありましたが、今では「もう他のOSには戻れない」と思うほど気に入っています。 そんな私がWindowsやMacを使っている人にLinuxに来ないかという布教活動です! なぜLinuxに変えたのか 日常の開発でアプリをキーボードだけで切り替えたいというのがきっかけです。MacやWindows...
VRAM(ビデオメモリ)32GBのローカルLLM環境(AI PC)をコスパ重視で構築してみる
ローカルでそれなりに使えるLLM環境(AI PC)を用意してみようと思い、それならVRAMはやはり32GBは欲しいなということで、コスパ重視の構成を考えて実際に構築してみたという内容になります。 ※2026/04時点での情報です。 コスパ重視 VRAM 32GBは欲しい NVIDIA GPU NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 16GB x2という選択肢 NVIDIAのG...
Original: ローカルでそれなりに使えるLLM環境(AI PC)を用意してみようと思い、それならVRAMはやはり32GBは欲しいなということで、コスパ重視の構成を考えて実際に構築してみたという内容になります。 ※2026/04時点での情報です。 コスパ重視 VRAM 32GBは欲しい NVIDIA GPU NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 16GB x2という選択肢 NVIDIAのG...
"use server" も "use client" も不要 — TanStack Start が示す新しい RSC の形
"use server" も "use client" も要らない —TanStack Start が示す新しいRSCの形
はじめに 2026 年 4 月、TanStack Start が React Server Components(RSC)をサポートしました。 https://x.com/tannerlinsley/status/2043725484446601429 TanStack Start の RSC が面白いのは、Next.js やその他のフレームワークとはまったく異なる設計思想を持つ点です。 その思...
Original: はじめに 2026年4月、TanStack Start が React Server Components (RSC) をサポートしました。 https://x.com/tannerlinsley/status/2043725484446601429 TanStack StartのRSCが面白いのは、Next.jsやその他のフレームワークとはまったく異なる設計思想を持つ点です。 その思想を一言で表...
セキュリティ分析AIエージェント実装にみるハーネスエンジニアリング
先日、zennの記事にて紹介したセキュリティアラートに関する分析を担うAIエージェント Warren のハーネスエンジニアリングについて社内で共有したところ、思いの外盛り上がったので記事にしてみました。一般的な生成AIエージェントの話だけでなくセキュリティ分析に特化した話も織り交ぜていますが、何かのご参考になれば幸いです。 今回対象となるWarrenは各サービス・監視装置から受け取ったアラートを...
Original: 先日、zennの記事にて紹介したセキュリティアラートに関する分析を担うAIエージェント Warren のハーネスエンジニアリングについて社内で共有したところ、思いの外盛り上がったので記事にしてみました。一般的な生成AIエージェントの話だけでなくセキュリティ分析に特化した話も織り交ぜていますが、何かのご参考になれば幸いです。 今回対象となるWarrenは各サービス・監視装置から受け取ったアラートを...
楽に Cloudflare Workers Python を書きたい!
Cloudflare Workers Python を楽に書きたい!!
こんにちは。今回は、Cloudflare Workers Python を容易に扱うための SDK を開発したので、それを紹介しようと思います。 まず、Cloudflare Workers と聞くと、JavaScript または TypeScript を目的としたプラットフォームという印象をお持ちかもしれません。 しかし、最近では Python Workers もベータ機能として提供されており、P...
Original: こんにちは。今回は Cloudflare Workers Python を楽に扱える SDK を開発したので、それを紹介しようと思います。 まず、Cloudflare Workers と言うと JavaScript / TypeScript のためのプラットフォーム、という印象が強いかもしれません。 ただ最近は Python Workers もベータとして提供されていて、Python で Work...
結局OpenClawとClaude Code、どっちを使えばいいの?に自分なりの結論を出した
はじめに 2026年4月11日にopenclaw勉強会LTで発表した内容をベースに、OpenClawとClaude Codeの使い分けについて整理した記事です。 普段自分は会社でAI施策を推進するEMをしているのですが、個人ではClaude Codeをメインで使っていました。ただ最近はOpenClawが盛り上がっていて使うかどうか悩んでいたので、その時に調査 & 思考した内容をまとめました。 LT...
Original: はじめに 2026年4月11日にopenclaw勉強会LTで発表した内容をベースに、OpenClawとClaude Codeの使い分けについて整理した記事です。 普段自分は会社でAI施策を推進するEMをしているのですが、個人ではClaude Codeをメインで使っていました。ただ最近はOpenClawが盛り上がっていて使うかどうか悩んでいたので、その時に調査 & 思考した内容をまとめました。 LT...
Claude Codeでハーネスエンジニアリングを実践する — 5層の設計パターン
はじめに Claude Codeを使いこなすうえで、「プロンプトをうまく書く」だけでは限界があります。Claude Codeには、AIの振る舞いをコードのように設計・管理するための仕組みが複数用意されています。CLAUDE.md、Skills、Agents、Hooks、Settings——これらを組み合わせてAIの「ハーネス(馬具)」を整備し、意図した方向に動かす。これがハーネスエンジニアリングで...
Original: はじめに Claude Codeを使いこなすうえで、「プロンプトをうまく書く」だけでは限界があります。Claude Codeには、AIの振る舞いをコードのように設計・管理するための仕組みが複数用意されています。CLAUDE.md、Skills、Agents、Hooks、Settings——これらを組み合わせてAIの「ハーネス(馬具)」を整備し、意図した方向に動かす。これがハーネスエンジニアリングで...
AI×乗換案内!基礎から学ぶMCPサーバー入門 - 「駅すぱあと API MCPサーバー」ハンズオン
このハンズオンでは、実際にMCPサーバーを動かしながらMCP(Model Context Protocol)の基礎を学ぶことができます。また、「駅すぱあと API MCPサーバー」の使い方や活用方法を知ることができます。
Original: このハンズオンでは、実際にMCPサーバーを動かしながらMCP(Model Context Protocol)の基礎を学ぶことができます。また、「駅すぱあと API MCPサーバー」の使い方や活用方法を知ることができます。
2026 年 4 月 Agentic Engineering の現在地
2026年4月 Agentic Engineering現在地
Harness Engineering の定義 2026 年 2 月に OpenAI が「Harness Engineering」を発表した以来、この用語は急速に広まりました。国内外で実践事例が目立つようになりました。 Harness Engineering について理解を深めていくと、受け取り方によって解釈が揺らぐと感じます。各社が「ハーネスとはこうです」と定義を主張しているわけではなく、それ...
Original: ハーネスエンジニアリングの定義 2026年2月にOpenAIが「Harness Engineering」を公開してから、この言葉は一気に広まりました。国内外で実践事例を見かけるようになっています。 ただ、ハーネスエンジニアリングについて理解を深めていくと、受け取り方が人によってブレやすいと感じます。各社が「ハーネスとはこうです」と定義を主張しているわけではなく、それぞれの文脈で自然にこの言葉を使っ...
Claude Code ルーチン を触ってみた: 既存スケジューリング手段との差分とナレッジワーカー向け3サンプル設計
本記事は2026年4月時点の公式ドキュメント調査 + Web/DesktopアプリのUI確認 + Teamプランでの実機検証に基づきます はじめに 2026/4/15、Claude Codeにルーチンが追加されました(リサーチプレビュー、Pro/Max/Team/Enterpriseプラン対象)。クラウド上でClaude Codeのセッションを自動実行する仕組みで、スケジュール・API・Gi...
Original: 本記事は2026年4月時点の公式ドキュメント調査 + Web/DesktopアプリのUI確認 + Teamプランでの実機検証に基づきます はじめに 2026/4/15、Claude Codeにルーチンが追加されました(リサーチプレビュー、Pro/Max/Team/Enterpriseプラン対象)。クラウド上でClaude Codeのセッションを自動実行する仕組みで、スケジュール・API・Gi...
takt 入門 - AI マルチエージェントオーケストレーションで開発ワークフローを自動化する
はじめに AI コーディングエージェントを使った開発で、こんな課題を感じたことはないでしょうか。 単一モデルの限界 AI にコードを書かせて、同じ AI にレビューさせる。これは人間の開発で言えば「自分で書いたコードを自分でレビューする」のと同じです。以下のような問題が起きがちです。 自己強化バイアス: 自分が生成したコードの問題を見つけにくい。同じモデルは同じ思考パターンで評価するため、...
Original: はじめに AI コーディングエージェントを使った開発で、こんな課題を感じたことはないでしょうか。 単一モデルの限界 AI にコードを書かせて、同じ AI にレビューさせる。これは人間の開発で言えば「自分で書いたコードを自分でレビューする」のと同じです。以下のような問題が起きがちです。 自己強化バイアス: 自分が生成したコードの問題を見つけにくい。同じモデルは同じ思考パターンで評価するため、...
AIエージェントの″ハーネス″に関わる混乱と私見
はじめに https://www.sbcr.jp/product/4815636593/ 「Agentic Coding 生成AI時代のシステム開発入門」という本を出すくらいなのでAIエージェントのハーネスには興味があって、1週間ほど調査した結果、「ハーネス」の見え方が固まりつつあるので、表題についてラフに書き留めておきます。根拠があるものないものがあるので話半分に読んでください。 スライドの形式...
Original: はじめに https://www.sbcr.jp/product/4815636593/ 「Agentic Coding 生成AI時代のシステム開発入門」という本を出すくらいなのでAIエージェントのハーネスには興味があって、1週間ほど調査した結果、「ハーネス」の見え方が固まりつつあるので、表題についてラフに書き留めておきます。根拠があるものないものがあるので話半分に読んでください。 スライドの形式...
要件定義書の成果物を1枚ずつ解説する記事がなかったので、架空のプロジェクトで自分でつくって解説します
この記事は、これからPMOとしてキャリアを始めたい人、事業会社でPMOを外部に委託しようとしている人、IT関連の仕事でPMOが何を担うのか知りたい人、すでにPMOとして働いているものの、実際に何を期待され、何をすべきかがまだ曖昧な人に向けて書いています。 私は、どのプログラム・プロジェクトに参画してもPMOとして成功に貢献できるようになりたい、そして世の中のPMOにもその成功に貢献できる存在になっ...
Original: この記事は、これからPMOとしてキャリアを始めたい人、事業会社でPMOを外部に委託しようとしている人、IT関連の仕事でPMOが何を担うのか知りたい人、すでにPMOとして働いているものの、実際に何を期待され、何をすべきかがまだ曖昧な人に向けて書いています。 私は、どのプログラム・プロジェクトに参画してもPMOとして成功に貢献できるようになりたい、そして世の中のPMOにもその成功に貢献できる存在になっ...
こういうのでいいんだよ ── AI活用はシンプルにいこか
AIツール多すぎて疲れてへん?IDEワークスペース・Claude有料プラン・スキル機能・音声入力、この4つだけでええねん。作り込みすぎひん実践的なAI活用法、ぜんぶ教えるで。
Original: AIツール多すぎて疲れてへん?IDEワークスペース・Claude有料プラン・スキル機能・音声入力、この4つだけでええねん。作り込みすぎひん実践的なAI活用法、ぜんぶ教えるで。
分析エージェントの問題点と、セマンティックレイヤーという打ち手──AIにSQLを書かせない設計
はじめに 「自然言語でデータを分析できる」──デモでは魅力的に見えても、 本番導入に足る品質をどう担保するか、そもそも担保しきれるのか と疑問に感じたことはないでしょうか。 この記事では、 自然言語でデータを分析するAIエージェントが実務で安定しにくい理由 を考察しつつ、近年話題の セマンティックレイヤーとの組み合わせにより、そうした課題を緩和しうる可能性 について紹介します。 題材にはBigQu...
Original: はじめに 「自然言語でデータを分析できる」──デモでは魅力的に見えても、 本番導入に足る品質をどう担保するか、そもそも担保しきれるのか と疑問に感じたことはないでしょうか。 この記事では、 自然言語でデータを分析するAIエージェントが実務で安定しにくい理由 を考察しつつ、近年話題の セマンティックレイヤーとの組み合わせにより、そうした課題を緩和しうる可能性 について紹介します。 題材にはBigQu...
"なんとなく改善"からの脱却。Langfuseで作る、精度を改善し続けられるAI開発基盤
バクラク事業部ソフトウェアエンジニアのyataです。 生成AI機能、最近よく見ますよね。 現在では非常に多くのプロダクトに組み込まれ、日常的に触れることが当たり前になるほど世間に広まってきました。 ただ、今までの開発と同じコストや難易度でこの機能が実現できるわけではありません。 「精度は微妙だが、それっぽい挙動をするもの」は簡単に作ることができても、「お客様に継続的に使っていただける、安定した精度...
Original: バクラク事業部ソフトウェアエンジニアのyataです。 生成AI機能、最近よく見ますよね。 現在では非常に多くのプロダクトに組み込まれ、日常的に触れることが当たり前になるほど世間に広まってきました。 ただ、今までの開発と同じコストや難易度でこの機能が実現できるわけではありません。 「精度は微妙だが、それっぽい挙動をするもの」は簡単に作ることができても、「お客様に継続的に使っていただける、安定した精度...