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Rust の tracing で init() 実行だけで info!() が機能する仕組みの理解
Rust の tracing で init() しただけで info!() が動く仕組みを理解する
Translated: 2026/4/25 2:01:37
Japanese Translation
はじめに
こんにちは、ソフトウェアエンジニアの mosson です。株式会社 estie(エスティ)では Rust でウェブアプリケーションの開発を行っています。
さて、Rust でウェブアプリケーションを開発している際に、アプリケーションの起動処理にこのようなコードを見かけることがあります。
```rust
#[tokio::main]
async fn main() {
tracing_subscriber::fmt().init();
run_server().await;
}
```
`init()` はこのスコープ内でのみ完了しており、その戻り値を変数に割り当てるなどの処理も行われていません。それにもかかわらず、全く異なる関数内部で...
Original Content
はじめに
こんにちは、ソフトウェアエンジニアの mosson です。株式会社estie(エスティ)では Rust でウェブアプリケーションの開発をしています。
さて、Rust でウェブアプリケーションを開発していると、アプリケーションの起動処理にこのようなコードを見かけます。
#[tokio::main]
async fn main() {
tracing_subscriber::fmt().init();
run_server().await;
}
init() はこのスコープで完結しています。戻り値を変数に束縛すらしていません。それなのに、まったく別の関数の中で...